ヤギのゲームとゲーム以外の日々

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レイジングループ【プレイ後の感想/レビュー】

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『レイジングループ』をクリアしました。トロコン済です。ネタバレしないように気を付けます。

 

1. 概要

開発 対応機器
レイジングループ PS4/VITA
ジャンル PS STORE リンク
アドベンチャー レイジングループ


2. あらすじ

「おおかみ」信仰の息づく地・休水(やすみず)に夕霧が立つとき、殺人儀式「黄泉忌みの宴」が開かれる!
幾多の狂気と死の果てに、「死に戻る男」房石陽明は事件を解決できるのか?

-公式HPより引用-

 

3. 初プレイの感想やら色々

3.1 おおかみをくくれ、よみびとを絶やせ

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主人公房石陽明が偶然たどり着いてしまった休水には古来より伝えられし風習がある。それは『霧が立つとき、黄泉忌みの宴を行う』ということ。

『黄泉忌みの宴』とはいわゆる人狼ゲーム。

ルールをおおまかに説明するとこんな感じ。

◆参加者
・おおかみは3人。
・おおかみ以外は全て村人だが、村人の中には加護を受けているいわゆる加護者がいる。

◆加護の種類
・へび(預言者)
・さる(共有者)
・からす(霊媒師)
・くも(狩人)
※括弧内は人狼ゲームの役職、それぞれの意味合いは割愛。

◆基本ルール
・協議によっておおかみと思われる人を1日1人殺す。
・おおかみは一夜に村人を1人殺す。

村人が全滅する前におおかみを全て殺すことで村人が勝利となる。
逆に村人が全滅してしまうとおおかみの勝利となる。

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同じ村に住み、同じ釜の飯を食い、同じ時間を過ごした仲間を村の生存を賭けてくくらなければならない。家族愛・仲間意識・敵対心・恋心など、感情をむき出しにして協議を行う姿がゲーム画面を通して見ても生々しく時にとても苦しい。

※章題は本家より借用させて頂きました。

3.2 『死に戻り』にて休水の謎を解き明かせ

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主人公『房石陽明』はおおかみに殺されても超常現象『死に戻り』でふりだしへ(過去へ)戻ることができる。しかもある程度の記憶を保持しながら。

おおかみの正体は誰なのか、休水の過去には何が隠されているのか、そもそもなぜ自分はふりだしに戻るのか。様々な謎を『死に戻り』を繰り返す中で暴いていく。

ループものはADVでは珍しくないようだが(自分はあまりやらないジャンルなので全く詳しくない)、このシステムが人狼ゲームと抜群の化学反応を生み出す。ただそこに触れると多少なりともネタバレになりそうなのでここで語るのはやめておく。

3.3 愛されるキャラクター

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正直なところ、序盤は全体的に、中でも特に主人公の喋り方について違和感を強く感じた。なんとなくのぺーっとしてて、すごいことを話しているのに感情がついてきていないような。調べてみたところ声優養成所の生徒さんが声を担当しているとのこと。

ただ気づいたらその話し方に慣れ、最後には声を含め登場人物全員をすごく好きになりました。

話は少しずれるが、ケムコにはADVのポータルサイトがあり、毎年各ゲームに出てきたキャラクターの誕生日を祝っていたり、制作秘話を載せてくれていたりもする。決して多くのコメント数とは言わずとも、大体のキャラにはお祝いのコメントなどが載せられている。この会社が生みだしたキャラクターを大切にしているのだなとすごく感動した。(もちろん、他社が大切にしていないということではない。)


4. 管理人オススメ度

◆良い点
・『黄泉忌みの宴』が面白すぎる!
・人狼ゲームを知らなくてもルールがシンプルでわかりやすい。
・むしろこのゲームをきっかけに人狼ゲームの映画を2本見たくらい。
・クリア後の特典も素晴らしい。

◆気になった点
・これは完全に個人的意見だが、宴部分が面白すぎて後半が少しだるかった。

◆総合評価
評価は10段階中8.5とします。宴部分のストーリーは9.5、後半からラストにかけては7.5~8というところかな。
※あくまで私個人の感想です



私の積みゲー一覧やフリプオススメ度はこちらに載せていますので良かったらどうぞ。
※もうプレイすることはないだろうと判断したものは随時削除しています。

 

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