世界一長い5分間【プレイ後の感想/レビュー】
『世界一長い5分間』をクリアしました。トロフィーはブロンズを1つ残して96%止まり。プレイしたきっかけはTwitterのフォロワーさんに勧めてもらったことです。こういうきっかけ、大事にしていきたいです。
1. 概要
開発 | 対応機器 |
(株)日本一ソフトウェア | VITA |
ジャンル | PS STORE リンク |
RPG | 世界一長い5分間 |
2. あらすじ
「世界一長い5分間」はこれまでの冒険の“思い出”をなくしてしまった勇者と、ラスボスの魔王との闘いを描いた異色のアドベンチャーRPG!
魔王を目の前にし、冒険の“思い出”をなくしてしまった勇者・バックは、自らの必殺技や、魔王を倒す理由さえも思い出すことができず、パーティーの足手まといになってしまう。
はじめは防戦一方の勇者ですが、仲間や魔王との会話などをきっかけに、“思い出”が今起きている出来事であるかのようによみがえる。魔王との戦いをアドベンチャーゲーム形式で描いたADVパートと、これまでの冒険の追体験をRPGゲームのように進行するRPGパートを行き来して、失った思い出を取り戻せ!
-公式HPより引用-
3. プレイ後の感想やら色々
3.1 日本一ソフトウェアらしさが出た作品
プレイヤーの意識が目覚めると目の前には魔王が。そう、このゲームはどう見てもラスボスであろう魔王と戦うシーンから物語は始まります。
なぜ自分がここにいるのか、周りの仲間達は一体誰なのか、そして魔王と戦うべき理由はどこにあるのか。何もかも忘れてしまった主人公『バック』は、否が応でも避けられない戦いの中で、少しずつ思い出の糸をたぐっていくのです。
と、序盤の雰囲気を書いてみましたが、なんとなく日本一ソフトウェアっぽくないですか?とんがっているというか、奇抜というか、他に類を見ないというか。『勇者死す。』もそうですが、この勝負しにいっている感じ、割と好きです。(といいつつ勇者死す。はハマりませんでしたが)
3.2 ゲームシステム
本作の大きな特徴として、アドベンチャーパート(現在)とRPGパート(過去)が分かれているところ。
①アドベンチャーパート
仲間との会話や魔王とのバトル(選択式)。大抵はここで過去を思い出すきっかけができる。
②RPGパート
回想シーン。こちらでは通常のRPG同様、町を探索し、ダンジョンを進み、目的を果たす。
そして主人公は思い出す。
この現在と過去(回想シーン)を何度も行き来することで、主人公は失った思い出を少しずつ拾い上げていきます。
3.3 アドベンチャーとしては良作、RPGとしては凡作
アドベンチャー部分、つまりストーリーや会話などはなかなか面白かったです。仲間と共に歩んだ道のり、冒険をすることとなった契機など、序盤には見えなかった背景が少しずつ顔を出してくる感じが良かったです。
逆にRPG部分は褒めるところが特にありませんでした。
最近プレイした『UNDERTALE』が同様にドット絵であったため色々比較してしまったのですが、モンスターのデザイン、良くも悪くもひねりのないバトルシステムなどどうしても優劣をつけずにはいられませんでした。
右のモンスター、ポケモンの『コータス』っぽくないですか?
更に言うと、回想毎に初期レベルが固定であるためレベルを上げても次の回想にはほとんど影響がない。アイテムの引継ぎもなし。
過去に書いた『UNDERTALE』の記事です。良かったら見てください。
3.4 立ち絵
このゲームへの評価とは全く関係ありませんが、本作ではほとんど映らない立ち絵をスクショしたので記念に貼っておきます。終盤にちょっと映るくらいで、それ以外のシーンでは常時画像左上の2頭身であったため、初めて見たときは『おぉ!こんな顔だったのか!』と驚きました。
4. 管理人オススメ度
◆良い点
・王道かもしれないがストーリは面白い。
・魔王を倒すための話以外にも、恋愛要素などサブストーリもあったのが良かった。
・トロフィーの取得難度が低い。
◆悪い点
・RPGパートに面白みがない。
・キャラにあまり愛着が沸かなかった。
◆総合評価
評価は10段階中7とします。RPG側に面白みがあれば大きく評価が変わりそう。
※あくまで私個人の感想です
私の積みゲー一覧やフリプオススメ度はこちらに載せていますので良かったらどうぞ。
※もうプレイすることはないだろうと判断したものは随時削除しています。