シャーロック・ホームズ -悪魔の娘-【プレイ後の感想/レビュー】
『シャーロック・ホームズ -悪魔の娘-』をクリアしました。ストーリーをクリアと少しの要素でトロコン可能です。
1. 概要
開発 | 対応機器 |
株式会社オーイズミ・アミュージオ | PS4 |
ジャンル | PS STORE リンク |
アドベンチャー | シャーロック・ホームズ -悪魔の娘- |
2. あらすじ
シャーロック・ホームズの養女、ケイトリンが寄宿学校からベイカー街221Bに帰ってきた。
ケイトリンの突然の帰宅は、ホームズがひた隠しにする真実に気づいてしまったからなのか?
隣の部屋に越してきたミステリアスな女性、アリスの正体とは?「シャーロック・ホームズ -悪魔の娘-」は、名探偵シャーロック・ホームズとなり、推理やアクションを駆使してロンドンの街に蔓延る悪と闘うアドベンチャーゲームです。
灰色にくすむ街の片隅、そして人々の心に巣食う悪を裁くために、19世紀末のロンドンの街を舞台に、証言や証拠を集め、犯人を追いつめる。その先に、あなただけがたどり着ける真実が待っています…。
-公式HPより引用-
3. 初プレイの感想やら色々
3.1 アクションよりのアドベンチャー
ロンドンを舞台に起こる事件を解決すべく捜査・探検・侵入などを行い、発見した証拠から一つの答えを導き出す推理アドベンチャー。
シャーロック・ホームズの名前がつくくらいなのでさぞかし難しい謎解きを求められのかと思いきや少し違っていました。
【謎解きアクション】が自分の中でマッチするジャンルでしょうか。
3.2 少し馴染みにくいシステム
慣れるとシンプルな操作性であるため迷うことなくゲームを進めることができますが、初見は何をすれば良いのか、何がダメなのかわからないこともちらほら。少しだけ紹介します。
1.人間観察
事件に関わる人物に遭遇した場合、まず最初に行うのが『人間観察』。言葉通り相手の特徴から過去の経歴や現在の人となりを推理する。観察できる場所は限られており、大体4~5箇所程。
やるべきことは特に難しくないのですが、初見は操作性に少し戸惑いました。
それは画面右上にある、【L1:前へ】【R1:次へ】の操作です。
R1ボタンを押すと体をなめまわすようにカメラ視点が頭 ⇒ 体 ⇒ 腕 ⇒ 足のように向きや高さを変えていきます。L1ボタンを押すと今度は逆まわりにカメラ視点が変更されていきます。
文字だとすごく伝わりにくいですが、『ファッ?!なんじゃこりゃ!』と最初は驚きました。
2.イマジネーション
事件現場で当時何がどの順で起きていたのかを推理する『イマジネーション』。いくつか動きのある幻影のような像が現れるので、実際の時系列と同様の流れになるよう順番を決めていく。
文字にするとシンプルですし謎解きらしさを感じますが、確かゲーム内での説明があまり行われなかったため何をすればよいか迷ったはず・・・。(私がちゃんと説明文を読んでいないだけであればすみません)
3.推理空間
手に入れた証拠を組み合わせ事件の真相に近づく『推理空間』。関連のない証拠を組み合わせることはできないため、とにかく色々なパターンを試す必要があります。脱出ゲームのアイテムを組み合わせるシステムと少し似ている。いつでも情報の整理が可能であるが故にいつ行うべきかが序盤は判断できませんでした。
3.3 ミニゲームがとにかく多い
ありとあらゆるミニゲームが存在します。ゲームの雰囲気に馴染むものもあれば、『なぜこんなことやらせる?』というようなゲームまで。シーンにもよりますが、もう少し【謎解き】を軸とするゲームであってほしかった。
1.ステルス
重要人物を追うシーンのステルスアクション。
2.ローンボウルズ
イギリス発祥のスポーツで、ボールを投げ目標となるボールのそばにどれだけ近づけることができるかで争います。これはなかなか面白い!
3.バランスゲーム
右スティックおよび左スティックをできる限り円の中に維持するバランスゲーム。WatchDogsのドリンクゲームを思い出します。
4.謎のタイミングゲー
龍が如く5の遥編かな?
3.4 雰囲気とストーリーは上々
色々気になる点を述べてきましたが、1900年代のロンドンの雰囲気、サブタイトルに少しずつ繋がる物語の展開、自らの手で結末を決定できるシステムなど、推理ゲームとしてはなかなか面白いと思います。
ゲームグラフィック、一部ミニゲームの削減、メニューが画面の操作性などをブラッシュアップした上で次回作が出るのであればぜひプレイしてみたいです。
4. 管理人オススメ度
◆良い点
・かなり歯ごたえのある謎解き。(というか攻略見ないとわからないことも多数)
・時代背景を感じる雰囲気が素晴らしい!
・ストーリークリアのみで概ねトロフィーを取得可能。
◆悪い点
・ミニゲームが雰囲気を損なうケースがある。
・組み合わせを網羅するだけの脱出ゲーのような謎解きが存在する。
・メニュー画面の操作性。
◆総合評価
評価は10段階中7とします。推理ゲームは恐らく初めてですが思っていたのと少し違いました。が、決してつまらないということではなく、改善してほしいところが非常に見えやすかった。面白いところは面白く、面白くないところは面白くないというプレイしている中で感じる楽しさの振れ幅が大きかったかと思います。
※あくまで私個人の感想です
私の積みゲー一覧やフリプオススメ度はこちらに載せていますので良かったらどうぞ。
※もうプレイすることはないだろうと判断したものは随時削除しています。