車で日本一周してみた(40日目~42日目)~長崎→熊本→鹿児島→フェリー~
飛行機や船で酔うことはないのにジェットコースターは1回で気持ち悪くなるヤギです。そんなのらりくらりと進む日本一周。
40日目(8月25日):長崎 → 熊本
今日は長崎から熊本へ移動の日です、観光はしません。朝飯を食べ熊本の観光地などを調べて移動開始。
初めて見たこのスーパー、福岡県と佐賀県にのみあるようです。
熊本に入ったのでラーメンを食べてみる、お店の名前はえぼし家。
初めて熊本ラーメン食べてみました。意外とシンプルで食べやすかったけど特に感動もなかった。
夜は快活クラブへ。快活は日本一周勢なら御用達の場所で、店舗によるけどシャワーとコインランドリーが備えられており、シャワーに関してはシャンプー一式とバスタオルが無料で利用可能という、まさに願ったり叶ったりのネットカフェである。
と言っても本日は泊まりません。コインランドリーとシャワーが主の目的でして、少しでもお金節約。
6時間程休憩し、道の駅 すいかの里 植木でおやすみ。写真少ないしなにもしていないように見えるけど、移動に時間もかけているのでこの日寝たのは3時過ぎ。
41日目(8月26日):熊本 → 鹿児島
おはようございます!と、くまモンに挨拶して熊本の一日が始まる。
ちなみに今日も結構強い雨が降ったりやんだり。
2016年、熊本地震によって多くの建築物が被災した熊本城。現在復旧中であるため中には入れません、外観から様子を確認することは可能。
雨が強いのでアーケード街にやってきました。上通・下通と二つのエリアに分かれており、恐らく電車通り沿いを挟んで北が上通、南が下通なのだと思います。
写真を見直すと飲食店の写真ばかり撮っていた笑
そろそろ小腹が空いてきたので昨日食べて感動の薄かった熊本ラーメンに再チャレンジしたいと思う。目についたのはこのお店。
黄金ラーメンというラーメン屋さんで、くまモンのイラストを使用しているわ、芸能人の写真が貼ってあるわ、メニューの種類が多いわ、とにかく外からの情報が多い。まぁもうちょっとお店を探そうと思い一度スルーしました。
んで更に歩き続けて見つけたラーメン屋伝(でん)。お客さんは誰もいませんでしたが、なんとなくふらっと入ってみる。
こちらは昨日よりも濃厚、ガーリックチップが乗っていてニンニク臭さもある。こういうのが食べたかったので大満足!
あまり時間もないし天気も悪いので少しだけ熊本駅周辺も探索です。
夜は道の駅 桜島で車中泊をしようと思っていたのですが、車が自分以外に全く停められていない。それどころか人の気配一つない。
まさか自分以外に車中泊しにきている人がいないなんてことはないはず、と車を走らせると近くの宿舎にすごい量の車が停められていました。こっちのほうがコンビニまでの距離が近いし、明るすぎず道の駅ほど虫もいないからかなぁ。
まぁ道の駅以外は極力泊まらないようにしたいのでおとなしく道の駅で一人寂しく寝ましょう。明日は寝坊できないので早めの就寝。
42日目(8月27日):鹿児島 → フェリー
おはようございます、朝一で小みかんソフトを食べました。幸せな朝です。
桜島からフェリーに乗ります、と言っても移動は15分ですし車に乗ったままです。
車を有料駐車場に停め、ここからは福岡に住むS君ご家族と一緒に行動します。福岡の時に一緒に観光した友達とそのご家族です。
鹿児島最初の観光地は仙巌園。広大で美しい庭園として知られており、世界文化遺産にも登録されています。このポーズはGLAYのTERUを真似ております。
城山展望台、少し曇っていますが桜島を望むことができました。観光客がわんさか来ていました。
アーケード街にある天文館むじゃきです。
テイクアウト用を注文、メニューはもちろん白熊。氷に練乳にめちゃめちゃ甘くてうまし!しかしボリュームがあるので後半は少し飽き気味。
鹿児島と言えば豚肉が有名なので、黒豚が美味しいといういちにぃさんというお店に連れてきて頂きました。カツは柔らかくて肉肉しくて、衣さくさく。しゃぶしゃぶはこれまたポン酢をつけると味が染みて美味しい。柚子胡椒もイイ感じ。
S君ご家族とはここでお別れ。自分は沖縄へ渡るための港へ向かいます。鹿児島から沖縄へ飛行機で移動するのであれば2時間もあれば着いてしまう距離ですが、せっかくなので25時間かけてフェリーで海を進みたいと思います!ちなみに車は有料駐車場に停めています。
と意気込んではみるものの、船内で時間をつぶせるような施設は小さいゲームセンターと共有のテレビくらい。wi-fiも繋がるけど全然安定しないしむしろ接続できていない時間のほうが長い。暇つぶし用のSwitchを車に忘れたのは本当に痛い。
22時過ぎ?あたりで就寝時間となり半分くらいの電気が消されていきます。自分も部屋に戻るか悩んだけれどしばらくエントランスホールでまったりしてました。珍しく寂しさを感じ、人の声が聞こえる場所にいたくなったので。到着は明日19時を予定、まだまだ船の時間は続く。
車で日本一周してみた(37日目~39日目)~福岡→佐賀→長崎~
速度制限がきてもwi-fi環境があればエッチな動画を見たり見なかったりするヤギです。そんなのらりくらりと進む日本一周。
37日目(8月22日):福岡
ベッドで眠ったのでかなり疲れがとれた。シャワーをお借りしたしお風呂も焚いて頂いたし・・・必ず何かしらの形でお返ししなきゃ。。。
今日はS君家族と一緒に行動。朝食を食べたりなんなりして、最初の観光地は宮地嶽神社です。
年に2回程、この一直線の参道を夕日が照らし光の道ができあがるそうです。
2016年に嵐がCM撮影したロケ地でもあり、今では結構な数の観光客が訪れるとか。気になったのでYouTubeで検索したらありました。すごい綺麗・・・!
【日本廣告】嵐xJAL 福岡縣福津市的「宮地嶽神社」
本殿に着きました、立派な大門です。
わふーーー!こちらが日本一の大きさを誇るしめ縄、直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トン。この日はS君や奥様に写真を撮って頂けたので結構自分が写っている写真が多め。そういう気遣い、自分全くできなんだよなぁ。。
帰り道の参道ではあまおうソフトを頂く。暑すぎて瞬く間に溶けていきます。
続いて太宰府天満宮、ここには修学旅行で一度訪れているそうです。
”訪れているそう”と第三者目線のような表現をしたのは、全く自分の記憶にないため。20代中盤で色々あったせいもあって、新しい体験でさえどんどん頭から抜け落ちてしまってます。(切実)
すぐ近くの参道にあるスターバックス太宰府天満宮表参道店、有名な建築家が手掛けたデザインとなっていて写真を撮りに来る観光客が後を絶ちません。
茶房かさの家に入店。梅ヶ枝餅と抹茶のセットを注文し、大人の苦みを嗜む。
糸島にある桜井二見ヶ浦、写真映えするスポットなので常時撮影者の並びができるほど。
ここでも奥様に撮影して頂きました、この時なんでこのポーズしてたんだろ。
最後は博多駅でお土産物色。でかい!札幌駅よりもでかい!
本日の観光地巡りはひと段落し(正確に言うとS君の運転で僕が行きたい場所に連れて行ってもらっただけ)、水たきが有名な華味鳥に連れてきて頂きました。
内装は普段自分が行かない(行けない)ような高級感漂う料亭、出てくる料理一品一品全て美味しいです。ちなみに今この記事を書いている前日の夜に食べたのは松屋の牛丼です。
そんで水たき!水たきは人生で初かもしれない、食べていたとしても子供の頃とか。こんな贅沢して良いのだろうか・・・。しかも自分だけバクバク食べていました、すみません。
S君宅に戻ってからまた少しだけPS4を遊ばせてもらいました。僕のアカウントで入り大好きなDead by Daylightを1ゲームだけプレイ、少しでも楽しさが伝わったといいな。(なお、この後もしつこく勧めて約1ヶ月後ついに買わせることに成功した模様)
寝る時はマンションの上のほうにある来客者専用の部屋を予約してもらっていたのでそこに泊まらせて頂きました。S君ご家族に迷惑がかかってはいけないので写真は載せませんが、1泊で結構な金額するだろうと思われる部屋でした。
38日目(8月23日):福岡 → 佐賀 → 長崎
あっという間に福岡の2日間が終わってしまいました。奥様にご挨拶し、お子さん達にバイバイし、最後はS君と一緒に記念撮影。
おにぎりまで頂いてしまった。この2日間は本当にお世話になりっぱなしでした。ありがとうございます!
はてさて、ここからはまた一人旅の続きです。佐賀県に入り、海に浮かぶレストラン萬坊に到着。
階段を下りていくと
なんと席からは海中を覗くことができます、しかしあまり綺麗ではなかった。
イカの活け造りです、下足は天ぷらにしてもらうことができます。特殊な場所なのでそれなりのお値段しました。
スプラトゥーンのアートディレクターの方のサインがありました。イカ繋がりですな。
たらふく食ったので観光に戻ります。男一人で行く場所ではないかもしれませんが、全国各地にある恋人の聖地の中の一つ、波戸岬です。丁度ハートのモニュメントの真ん中には椅子に座るおじいちゃんとおばあちゃんの姿が。恐らくご夫婦でしょうか、なんか素敵ですね。
近づくとこんな感じです。
浜野浦にある棚田展望台です。この水田の層は普段なかなか見ることができない景色なのでこれだけでも満足なのですが、本当は夕日がさすころにくると更に絶景へと姿を変えるのです。『佐賀 棚田』などで検索するとたくさん出てきます。ちなみに恋人の聖地でもあります。
虹の松原、この松が生え渡る範囲が二里(8km)で”二里の松原”が”虹の松原”と呼ばれるようになったんだとか。
車で10分くらいのところにある唐津城にきました。入城しようか悩んでいたところ、福岡でお世話になったS君から電話が。『佐賀の鏡山に〇〇〇があるぞ、行ってみろ』とのこと。〇〇〇はとても私の口からは言えないものです。
その〇〇〇を求め鏡山にきました。既に18時半を過ぎ、不気味な雰囲気さえ漂ってきました。
スマホで情報を探したり歩いている地元の方に聞いてみたりするが〇〇〇が見つからない。
19時を過ぎた、どんどん暗くなる。もう自力ではどうやっても見つけることができないので、最後の手として偶然見かけた民家を尋ねました。
ヤギ:『すみません、〇〇〇の像がここらへんにあると聞いたのですがご存知ですか?』
民家の主:『あ、その小道を歩いてすぐそこよ』
教えて頂いた道を進みます。
歩くこと3分、ついに〇〇〇と対面することができました!!!
これについては、僕からのコメントは差し控えさせて頂きます。
道の駅 長崎街道鈴田峠でおやすみなさい。
39日目(8月24日):長崎
8時半起床、起きる時間が少しずつ遅くなってる。気の緩みの現れ。
長崎堂の本店。カステラ食べたかったけれど試食でもらったのがそこそこのサイズでそれだけで満足してしまった。上品な甘さでした。
グラバー園に入るも、急な豪雨により少し見てすぐ出ました。
雨宿りで入ったお土産屋さんにてニューヨーク堂のカステラアイス、有名?
南山手プリンのステンドグラスプリン。上品な甘さです。
日本三大中華街の一つ、長崎新地中華街です。あと二つは兵庫の南京町と千葉の横浜中華街。
お目当てはちゃんぽん。修学旅行で食べたちゃんぽんがクソまずくて以降避けていたけれど、その固定概念をぶっ壊す!どこもかしこも美味しそうだったので適当なお店に入り注文しました。
ついにちゃんぽんが登場、過去のトラウマがあるから少し緊張。勇気をもって食べてみると結構おいしい!魚介類のダシが結構きいています。10年以上かかったけど克服することができて良かった!
閉館時間が近づいてきましたが長崎原爆資料館に到着。ここも修学旅行で一度きています。
子供の頃に来た時でもショッキングな写真などに驚きを隠せなかったけど、大人になってあらためて見ると当時の壮絶さをよりリアルに感じます。
平和公園、降り続ける雨が被爆者の頬から伝う涙のよう。
気持ちを切り替えて夕食の時間です。このお店の名前は群来軒。
食べたかった皿うどん。札幌のお店で食べて以来ずっと長崎で食べてみたかったのだけれど、やっと実現できました!麺はパリパリ、あんはとろとろで最高です。ここにきて大正解だった。
明日は熊本を観光予定だけど、この時間から向かうにはちょっときつので再び道の駅 長崎街道鈴田峠にて車中泊。この道の駅、営業時間外でもwi-fiが繋がるのでほんとありがたい。
車で日本一周してみた(34日目~36日目)~香川→山口→福岡~
気づいたらシャワーを毎日浴びることに違和感を感じ始めるヤギです。そんなのらりくらりと進む日本一周。
34日目(8月19日):香川
昨日は恐怖のどん底にいたのに朝目覚めるとごく普通の道の駅である。まぁ、そりゃそうだ。
野犬みっけ。昨日僕に吠えたわんわんぉかな?びびらせやがって~~!
父母ヶ浜です。鏡のように水面に映る絶景が天空の鏡とも言われていますが、あいにくの雨で何も見れず。
香川にきたのでさっそく讃岐うどんを食べてみました。お店はさぬき麺輝屋。
友達が一つの店でたくさん食べるのではなく色んな店のうどんを食べると良いとアドバイスをくれたので具はいかゲソだけ。もちもちして美味しい、何よりこれで420円は安いね。
もう一カ所はなかむら。めちゃくちゃ混んでます。
こちらではえび天を乗せてみる。つゆはレモンがきいていてさっぱりしている。夏ならこっちのほうが美味しいかも。
結構な雨が降っているにも関わらず店を出ると売り切れの看板が。テレビ撮影も入っていたので結構な人気店なのかも。
ここから金刀比羅宮に参ります。奥社までは1368段あり往復で約3時間とそこそこの長丁場となりますが、雨が降ったり止んだりと天気が安定しないのでどこまで登ろうか。
ついに金刀比羅宮に着いた!ここで785段!こうやって写真を並べると分かるけど、全部真正面の写真ばかりです。センスないし写真の映り悪いし・・。
この時はまだ開封していませんでしたが、写真右の黄色いお守りが欲しかったので自分の分を含めて5つ購入。
このあともう一度讃岐うどんを食べたかったので、奥社は諦めて下山することにしました。
そんでここから最後の讃岐うどんを食べに行こうと思ったのだけれど、Googleマップで調べると周辺のお店は遅くとも18時には閉店する模様。この時点で17時45分でどう頑張っても無理なので諦める。
夜は道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園にて車中泊。また運転席で爆睡してた。
35日目(8月20日):香川 → 山口
中国地方の天気予報を見るとしばらく雨が続くようなので、中国地方は後回しにし、先に九州をまわることにしました。なので今日は観光せず山口まで一気に移動。
ナビ上では高速を使用して5時間11分、下道で12時間20分。高速で向かったところでそんな観光できるわけではないので下道を選択。
偶然錦帯橋を見つけました。徳島県の記事で少し触れましたが日本三大奇矯の一つです。既に10時間程運転しており疲労が溜まっているのでさらっとだけ見て次の目的地へ向かいましょう。
河原に向かおうとするとガヤガヤの人の声が聞こえてきます。近づいてみると何やら看板が。
ふむふむ、鵜飼をここで体験できて、時間は20時から始まると。どれどれ今の時間は(チラッ)『19時58分(心の声)』。
『ちょっと待って!やります!』
と少し恥ずかしいくらいに声をあげてギリギリ参加させて頂きました。
鵜飼とは、船に乗りながらロープで結んだ鵜を操り、鮎(錦帯橋以外は違うかもしれない)を捕獲する漁法です。鵜の喉に輪をかけることで鮎を最後まで飲み込むことはできないという仕組み。と、文字で書いてみたけど説明が下手過ぎて全く伝わらないよね。。。
船の先頭で火を焚いているのは鮎が寄ってくるためだそうです。
たくさんの鵜ちゃん達、お疲れさまでした。
今夜は道の駅 きくがわにて車中泊。
トイレには結構な数のカエルがいて気持ち悪い。翌日見るとほぼいなくなっており、恐らく掃除の係の方が対処したのだろうけど、あのたくさんのカエルを移動させたと考えるとそれもまたなんとなく気持ち悪い。
36日目(8月21日):山口 → 福岡
おはようございます。本日は高校時代の同級生で福岡に住んでいるS君の家に向かいます。その前にちょろちょろ寄る感じ。
下関にある唐戸市場。下関と言えば・・・
ふぐ!
フグ!!
ふぐふぐふぐ!!!
というわけで人生初のふぐを食べてみることにしました!
とあるお店に入り早速注文!!!
お店の名前は控えるけど、ここでめちゃくちゃテンションが下がる。
理由の一つ目は写真のお盆、せっかく思い出として残す写真がお盆一つで台無しに。味が変わるわけじゃないかもしれないけど、個人的にはあまり良い気分ではなかった。
理由の二つ目はお店の接客、とても愛想良いとは言えないし、というか愛想悪すぎた気がした。
理由の三つ目はふぐの味、これは好みの問題なのだろうけど、ふぐに美味しさをあまり感じなかった。
ただ、一カ所のお店で判断するのももったいないので、高くはないけれどあらためて購入してみた。
やっぱり食べれないわけじゃないけれど、そこまで感動はないなぁ・・・。多分合わないんだろうね、うん。
そんで17時頃S君と奥様、お子さん2人と集合。S君とはLINEや通話はしていても実際に顔を合わせて会うのは11年ぶりくらい、奥様とお子さんとは初対面なのでご挨拶し、みんなでご飯を食べに行きました。
中洲大通りにある飯屋 楽に連れてきてもらいました。
いっぱい食べていっぱい飲んでいっぱい笑った。高校時代の思い出も話せたのでこの機会に会えて良かった。
その後は男二人で飲みに行きました。
天神の屋台も行きました。
食べて食べて食べまくる。
満腹になってからはS君宅に戻って少しだけどPS4も遊ばせてもらった。本当にたくさん笑った夜になりました。福岡まで会いに来てよかったーーー!
そしてこの日はS君宅に泊めて頂きました。ベッドで寝たのは久しぶり。
車で日本一周してみた(31日目~33日目)~徳島→高知→愛媛→香川~
ヨサコイの発祥は札幌、やなせたかしの出身は富良野だと信じていたヤギです。そんなのらりくらりと進む日本一周。
31日目(8月16日):徳島 → 高知
アソビバ!からおはようございます。はてさて、台風も去ったようなので日本一周の続きを始めましょう。
ちなみに本日の観光ルートは徳島で出会ったりょーさんの助言を聞いて進んでいます。
最初はWest-West、観光地というよりも道の駅のようにご飯を食べたり休憩したりお土産を買うところ。場所が良いのか、結構な観光客でごった返しています。
道の駅 大歩危です。この周辺が子泣き爺の故郷と書いてあったような。ここには妖怪屋敷がありますが、そこはなんでも村主が妖怪伝説を後世に残すため手作りで作り上げたという。
近づくと早速妖怪の撮影スポットやら木柱やら。子供の時はこれでもめちゃめちゃ怖がってた。今もホラーものは苦手、でも見てしまう。
チケットを購入したので入館します。
えっろ!右の妖怪、ぬ~べ~に出てこなかった?鎌イタチ的な妖怪
このシュールな妖怪は・・・(困惑)
少し話は変わって、国内でも特に特徴のある三つの橋を日本三大奇矯と呼びます。一つは山口県の錦帯橋、もう一つは富山県の愛本橋、最後の一つは山梨の甲斐の猿橋。現時点でかずら橋はその中には含まれないものの、上述した愛本橋は何度も建て替えられており、現在では割と一般的な形状であるため、現在はかずら橋も三大奇矯の候補に入っているとか入っていないとか。
その祖谷のかずら橋にやってまいりました!今日一番来たかった場所!
遠くから見るとこんな感じ。
みんな手すりにつかまりながら少しずつ足を進めています。このかずら橋、名前の通りかずらを結んで支えているので、足場の板とワイヤー以外は鋼や鉄などを使っているわけではなくかなり揺れる。
しかも木と木の間は結構な隙間が空いており、足だけであれば抜けてしまう。この川の流れの速さであれば落ちたらまぁ戻ってこれません。揺らしておふざけしたいところですが、まわりがそんな雰囲気ではないので普通に渡りました。
渡り切ると立派な看板が目に入る。長さ45m、時間にすると約5分という短さの中で一生忘れられない経験をさせてもらえました。
ひばり食堂にきました。現在15時半、本日ここに来るまでに飯を食べていないのは、ここでご飯を食べる時に最高の状態でいたかったから。
かつ丼!もうね、普通盛りなんだけれど、どう見ても普通じゃないの。そこらへんの食堂の大盛より少しあるくらい。ここにも大盛があるし、なんなら倍増盛まである。
横で精肉店をやっているだけあって肉が分厚くてうまい、ご飯は熱々、卵の甘さも最高でした!翌日もう一度ここに来るか悩んだくらいの満足度。
次の観光地に向かうため道の駅 大杉に車を停めます、ここは道の駅にしては割と珍しく結構こじんまりしていた。
八坂神社。自然に囲まれていて空気が綺麗、でも自分が見ようと思ったのはここではなく・・・
日本一の大杉、『杉の大杉』とご対面でけぇぇぇぇぇ!!!
写真でぎりぎりおさまるくらいの高さ、なんと樹高60メートルです。樹齢は3000年以上ってまじか・・・。迫力すごいし、これぞパワースポットやね。
ちなみにすぐ近くには美空ひばりの歌碑があり、ボタンを押すと急に”川の流れのように”が流れ出してびびった。
天然の湯 ながおか温泉にて入浴、閉館30分前にきてしまったので急いで体を洗う。1階にはプールがあるらしい。
夜は道の駅 南国風良里で車中泊。結局かつ丼しか食べない一日になった。
32日目(8月17日):高知
おはようございます、7時半起床でございます。
この道の駅には珍しくモーニングバイキングが。食べたいけれど我慢我慢。
そんで本日最初の観光地は龍河洞です。
入口にて記念撮影。チャラそうってよく言われるけれどそうかな?自分を客観視できないおっさんでございます。
この龍河洞は鍾乳洞の観光スポットです。先に言うと、ぶっちゃけ福島で行ったあぶくま洞と比べるとインパクトに欠けている印象。
そんで外へ出ると龍河洞珍鳥センターがあります。鍾乳洞とどう関連しているのかは謎です。
休憩スペースにはかかしコンテストの作品が。アンパンマンがロボットに乗っている・・・だと?!バイキンマンと同じ戦法やん!
と思いきやこのゆるキャラか!ちなみに帰る頃には駐車場が満車でした。
続いてはもうお決まりの駅付近の探索!
アンパンマンの生みの親”やなせたかし”の故郷が高知らしく(生まれは東京)、階段にはアンパンマンのイラストが。
少し話は逸れまして、北海道の富良野にアンパンマンショップというアンパンマンのグッズを販売していたり絵画展が開かれているスポットがあります。そのためやなせたかしは富良野出身だと勝手に思いこんでいた。下の写真は10年以上前に自分がそこに訪問した際の写真。
そして友人に絶対行けと言われたひろめ市場。
中はかなり混雑しています。何を食べるのが目的かと言うと・・・
鰹のたたき丼じゃ~~~~!これが本場の鰹かぁぁ!うめーじゃうめーじゃ!ごっつあんです。
腹を満たしたところで高知城へ。自分の場合、城はそこまで惹かれないのでささっと流し見。
そんで高知に来たら一度は見るべき龍馬像。そいや龍馬像って日本の各地に結構あるみたいなんですね。これが一番有名なやつよね??自分が立っている位置を見てもらえばわかるけど、結構高い位置にたたずんでいます。
ちなみに付近にあるお土産屋さん、ここで土佐闘犬同士を戦わせている動画が流れていたので少し見ていたけれど、かわいそうすぎて見ていられなくなった。
夕食は最近野菜を食べていないので、スーパーで野菜と水を購入。
翌日は愛媛観光の予定であったけれど、県内にある四万十川に一度行ってみたかったのですごく迷う。悩みに悩み、今日は愛媛には入らず、道の駅 よって西土佐にて車中泊することを選択。確か四万十川に一番近い道の駅を選んだはず。
33日目(8月18日):高知 → 愛媛 → 香川
昨日車中泊したところはこんなところです、おはようございます。
一回がお土産屋さん、二階は休憩スペースでテラスもあります。
前も言ったけれど、道の駅で購入した朝飯を道の駅で食べるってすごく贅沢な気分です。
道の駅 よって西土佐から約2時間程車を走らせた場所に四万十川はありました。多くはありませんが警備員さんが5人ほどいました、観光客は片手で数えられる程。
台風の影響か水は少し濁っていますが、この長く真っ直ぐ伸びる橋が美しい。以前は子供たちが普通に泳いでいたって聞いたけど、警備員さんがいるのは泳ごうとする人を停止させるため?ちなみにこの橋、車も通ります。
愛媛県まで移動し、ここは道の駅 広見森の三角ぼうし。
大洲まちの駅 あさもやに来ました。実は昨日の車中泊した道の駅 よって西土佐でスマホのパケット制限がきてしまい、次の観光地調査に時間を費やすことができず、たまたまその時に開いたHPに載っていたのできてみました。ちなみにここ大洲は、おはなはんや東京ラブストーリーなどドラマのロケ地ととしても使われていたようです。
のぼりに印刷されていたとんくりまぶしに一目惚れして分油屋に入ってみる。実際に頼んでみたら写真よりも美味しそう。そのまま食べると栗を乗せた豚丼みたいな感じ、鶏がらスープをかけるとひつまぶしっぽくなり二度楽しめます。
大洲城に入る前に少し長椅子で休むか~と思い腰を掛けていたところ、一人のおじいちゃんが話しかけてくれました。
おじいちゃんは地元の方で、いつも座りながら訪れる観光客の人とお話するのを楽しみにしているみたいです。自分は日本一周の話をして、おじいちゃんはまだ若かった頃の話をしてくれました。なんだかんだ1時間くらい話し込んでしまい、気づいたら大洲城の営業時間が終わってしまったようだ。でも観光するよりずっと充実した時間を過ごせたと思います。
ラストは道後温泉!ここは千と千尋の神隠しのモデルになったとか。
結構な行列ができています。温泉で待ち時間が発生しているところに並んだのは初めてかも。
中の温泉ですが、文字が掘られていて独特な形の大きな釜が一つだけあり、そこから流れ出てくるお湯は神の湯と呼ばれているらしいです。迫力がすごく温泉でここまで圧倒されるとは思いませんでした。
このたこ焼き屋まったこ、実は温泉に行く前に偶然見つけたので寄ってみた。たこ焼きの数が2個・4個・6個・8個と細かくメニューにあるので、その後も色々食べることを考慮し少量の2個で注文したところ、すごく苦笑いされたのでキャンセルした。しかも結構な人気店なのか30分待ちと言われたし。
温泉の帰りにあらためて寄ってみたところ、待ち時間はないとのことなので4個で注文。今度は苦笑いされなかったので一安心!あっつあつでうまいやないか~!
夜は車中泊するため道の駅 ことひきにきました。写真で伝わるかな・・・。ここめちゃくちゃ怖いんです。車は自分以外1台しか停まっていないし、外を歩くと足音がどこからともなく聞こえてくるし、でもまわりを見ても何もいないし。
トイレまでが片道6~7分とかなり遠く、『これホラー映画で序盤にモブキャラが死ぬやつだ、あ、今は俺がそのモブキャラなのか。』みたいに恐怖の感情があふれ出す。体感で20分程かかりなんとかトイレに到着。そこは令和になって一度も使用されていないのではというくらい蜘蛛と蜘蛛の巣と蛾のオンパレード。とても用を足す気になれず違うトイレを探す。
『怖い、怖い、怖い』と独り言をつぶやきながら歩く。すると正面から何かがこちらへじりじりと向かってくる。暗くてよく見えない。手の中は汗だくでうまく握りしめることができなかったのを覚えている。
その”何か”が明かりの照らすところまで移動するとついにその姿を現す。『野犬だ!(心の声)』。するとその犬は大声で鳴きながらこちらに走ってくる。不思議なことに、それまでは怖くて仕方がなかったのだけれど、覚悟を決めたのかそれとも何も考えられないほど余裕がなかったのかはわからないが、自然と体が相撲の構えの格好をしていた。それを見て恐れをなしたのか、なぜか野犬は方向転換し、暗闇の中に消えていった。
気づくと全身から汗が垂れ流れ呼吸が激しくなっていた。もう本当に嫌だ、さっさとトイレを探そう。
なんとかトイレを見つけて用を足し、歯磨きも完了。走って車に戻るもビビりな自分は怖くて眠れない。今自分にできることは横になりながら眠くなるのを待つだけ。
少し眠気がきたところで急にスマホから通知音が鳴る。めっちゃびびった。音一つで汗が出るくらい過敏な状態。スマホを見ると夜中の3時にPSアカウントへのメッセージがきたのだ。
普段は海外からの業者メールに対し何も思わないのに、恐怖のあまり『オマエハココデシヌ』『ゼッタイニカエシハシナイ』のような恐怖の文面で僕を殺しにきているように考えてしまい、また眠れなくなる。
結局寝たのは5時過ぎ、しんどい。
車で日本一周してみた(28日目~30日目)~徳島~
本記事の三日間では徳島県から一歩も外へ出ないヤギです。そんなのらりくらりと進む日本一周。
28日目(8月13日):徳島
道の駅 第九の里からおはようございます。本日台風10号が四国に接近予定なので、徳島の観光を決行するかそれともネカフェなどに避難するか悩んでいました。朝から天候が荒れていれば悩む必要なんてないけれど、こうも晴れていると立ち止まるのが勿体ない。
とりあえず朝飯。竹に刺さっている竹ちくわ。特に大きな感動とかはなく普通のちくわに感じました。
そんでまずは霊山寺。ここにある灯篭が美しいと雑誌に載っていたので来てみた。ちなみにここは四国八十八箇所の1番の霊場です。知っている風に書いていますがこのブログを書いている時にネットで見てたまたま知ったくらいです。でも初めて訪れる契機はなんでも良いと思うんですよね、インスタ映えする写真を撮りに行くためでも近くのお土産屋さんに寄るためでも。
本堂に着きました。お線香の煙で写真がけむったい。
これが有名な灯篭です。写真の撮り方で魅力が半減されてしまっているけれど、本当に美しい!少し暗いくらいの本堂内は、天井に敷き詰められている灯篭一つ一つの明かりによって幻想的に見えます。
少し遠めから見るとこんな感じ。明かりの色はこっちのほうが綺麗でリアルに近い。そういや堂内でお守りとかを売っているおばちゃんが話しかけてきて『スリムで羨ましいねぇ』ってめっちゃ連呼されたのを覚えている。
続いて、うだつの町並みに向かいます。
このうだつの町並み、少し前に岐阜で歩いた飛騨高山の町並みとはまた違った魅力があります。藍色の瓦、時折聞こえる風鈴の音、あとは町全体の家屋の壁が白で統一されており、涼しさを演出しているようにも感じました。
ちなみに、ちょっと見にくくて申し訳ないのですが、うだつというのは写真で赤丸をつけたところのことを指すみたいです。みなさん知っていました?自分は全く知りませんでした。『うだつが上がらない』のうだつもここからきているようです。
町並みを抜けるとそこには大きな劇場らしきものが、名前はオデオン座。受付のおじさんに尋ねたところ、普段は演劇やコンサート、あとはお宝鑑定団の撮影場所としても使われたことがあると言っていました。
外を歩いていると小雨が降ってきたので駐車していた道の駅 藍蔵に戻ってきて一休憩。多分初めて食べるはったいこ味のアイス。きなこのような味ですっきりした甘さ。
台風の中、無理矢理観光を進めても仕方がないので徳島市のほうに一度戻ることにする。宿泊先をスマホで検索し、アソビバ!という複合施設の中にあるネットカフェに泊まることにした。写真は20時頃の写真だけれど実際は18時頃。
ネットカフェは2階にあり、その下にあるゲームセンターに赴く。普段ゲーセンへあまり行かないので、お金を使うわけでもなく他の人のプレイを見たりUFOキャッチャーの商品を眺めたり。
ちなみにこれは自分が大好きなDanceDanceRevolution(以降ダンレボ)。中学~高校における自分にとっての青春そのもの。ざっくりいうとパネルの上で踊るゲームです。
暇なのでボーっと他の方がプレイしているを見ていると、ダンレボを友達同士で遊んでいる人なんかもいて、正直少し羨ましく思っていました。自分が学生の時は友人達とダンレボで遊んでいたものの、大人になってみんな他のことに興味が生まれて、今は一緒にダンレボを遊べる仲間がいなくなってしまったので。
そんなことを思いながら色んな人のプレイを眺めていると、ちょっと年下くらいの青年がコインを機械に投入し、踊り始めた。一緒にやりたいなぁ~と思い、声をかけるか悩んだ、めちゃくちゃ悩んだ。
世界を旅する人や日本一周をする方は、行く先々の出会いや新たにできる人間関係も旅の醍醐味の一つと言う。自分の場合はそもそも人と付き合うことに面倒くささを感じるタイプで、少なくともこの日本一周にはそういうのを求めていませんでした。
そんな自分を変えたいと思うことはないけれど、こんな遠くまで来たし、ダンレボトークしたいし、何よりすごく話しかけやすそうな雰囲気の方であったので『一緒にダンレボやりませんか?』と話しかけてみた。
すると快くOKしてくれて、一緒にダンレボで踊りました。名前はりょーさん。県内に住まれていて、たまにダンレボをしにくることがあるとのこと。ダンレボ以外にもりょーさんがプレイする音ゲーを見たり、徳島の観光スポットを教えて頂いたり、阿波踊りの時期は観光客でネカフェが混むので泊まるのであれば早めに予約したほうが良いとアドバイス頂いたり(予約するところまでついてきてくれた)、色々お話できたし楽しい時間を過ごすことができました!
りょーさんが帰宅するので23時半頃に解散し、今夜はネットカフェで台風から避難しました。
29日目(8月14日):徳島
パックの時間が終わる22時までネットカフェに滞在していたので特に進捗はなし。そいやネカフェではカレー大盛が162円と謎の安さ。
ソフトクリームをデコレーションするのって楽しいよね。(この写真を載せること自体にネタ切れ感がすごい)
午後3時頃の様子。かなりの大雨、でもニュースで見る程の暴風雨ではない。
退出時間がきたので近くの温泉あらたえの湯へ。台風が吹き荒れる中で入る露天風呂が気持ち良い!
少し雨が止んできたので外を探索。明日臨時休業や営業時間を変更する記載の張り紙がちらほら。
なんてのほほんと歩いている急に大雨と強風にあおられる。これはまずいと思いそそくさとネットカフェへ避難しそのまま宿泊。
30日目(8月15日):徳島
今日も今日とて台風です。昨日の夜から吹いている強風は変わらず健在。少しだけ車を走らせてみるとなんだかんだ車は通っています。
偶然通りかかった川、水の勢いがすごい!
風が強くてまともに走れないのか、スクーターを押している人も。
というわけでまたまたネットカフェで宿泊。今日も全く移動していないので昨日食べた大盛カレー(162円)に更にサラダ(162円)をセットで追加した写真を載せておきます。
車で日本一周してみた(25日目~27日目)~京都→兵庫→徳島~
最近少し中だるみなのか、早い時間に起きてもダラダラしてから観光へ向かうヤギです。そんなのらりくらりと進む日本一周。
25日目(8月10日):京都 → 兵庫
朝7時半頃目覚める。この道の駅 ガレリアかめおかは、道の駅と複合施設が隣接していてとにかくでかいです。中には図書室・料理教室・陶芸室・シアタールーム・大広間など色々。地下には大型の駐車場もあって朝から結構にぎわっている。
んで、京都の観光地を車でまわるのはどう考えても非効率なので、今回はさらっとドゥリムトン村だけを観光して次の兵庫県に行きます。行く、予定だったけれど・・・
結局嵐山に来ちゃったぜ~~~!
過去に自分が訪れた京都観光スポットの中では一番大好きです。和の象徴というか、日本らしさが詰まっているというか、ここに来ると『日本ってやっぱりいいよね』なんて思えるそんな場所。まぁ3ヶ月前に来たばかりなので細かくはまわりません。
そんで京都の一番の目的を達成すべくトロッコ嵯峨駅へ。名前の時点でなんとなく想像できてしまうけれど、ここからはトロッコ列車に乗ることができます。移動手段として乗車するというよりも、乗った時に線路から伝わる心地よい揺れや車窓から望む景色を求め多くの観光客が足を運ぶ場所。(ここ以外からも乗れます)
SLにまつわるモニュメントやら実機、模型など色々展示されていますが全く興味がないのでスルー。
駅のホームはこんな感じでかなり混雑しています。一日10本くらいしか出ていないので、休日や人気の時間帯は乗る直前に乗車券を購入しようとして切符が売り切れている場合があります。そのため『切符購入⇒付近の観光⇒乗車』の流れが良いかと。
ついに列車が到着。ちなみに全車指定席。
列車内の様子、混雑していてうまく写真撮れず。このレトロな雰囲気が良き。席は横幅が少し狭い気ような、隣が子供だったから良かったけれど、逆に子供は『隣おっさんかよ!』みたいな感じなのかなぁ・・・。
スピードは普段乗る電車と比較するとかなり緩やか、一歩一歩踏み占めるような感覚が足を通して伝わる。道中にある温泉や橋など見どころでは停車して車掌さんが解説してくれたりたまにボケてみたり終始にぎやかで、親戚一同で旅行に行っているような気分になります。
途中で酒呑童子が乗り込むイベントも。自己紹介もするんだけれどマイクの音質がクソ過ぎて何言っているか全く聞き取れない。逆にそれが鬼っぽさを際立たせるのか?(適当)
終着駅に近づくと車掌さんが歌を歌ってくれます。哀愁がすごい。時間は約30分と短めではありますが、とても濃くて忘れられない時間となりました。
翌日の行先きを考えるため休憩を兼ねてイオンモールに入る。座っていると40代くらいのおじさんに『ここWi-Fi通っていますかね?』と話しかけられた。そこからなぜか話が盛り上がって1時間くらいベンチで話していた。観光地でもないしおじさんは店員さんでもない、まさかこんなところで話し込むと思わなかった。写真撮らなかったことを強く後悔・・・。
夕食は全国チェーンの吉野家!(唐突)
色々地方の名産品を食べていると、食べ慣れている牛丼を無性に食べたくなる時がある。本当は牛丼を食べたかったのだけれど、唐揚げ丼に目を引かれ注文してみる。うん、普通。味が物足りなく感じた。太るから我慢したマヨネーズをかけるべきだったか。
北神戸ぽかぽか温泉にて汗を流す。広間にある人をダメにするクッションで気づいたら爆睡し、店員さんに起こされてしまう。すみません・・・。
そこから2時間ほどかけて淡路島の道の駅 あわじで車中泊。自転車で日本一周しているYouTuberがテントで寝ていたので明日話しかけてみようと思う。
26日目(8月11日):京都 → 徳島
昨日寝たのが2時過ぎなので起きるのも8時と遅め。まわりを眺めると駐車場は満車だし警備員は3人配置されているし大盛況。そういえば昨日見たYouTuberは既にいなかった。とりあえず道の駅を散策。
兵庫県から淡路島を結ぶこの橋は明石海峡大橋。ここは橋長3,911mもある世界最大の吊橋となるようです。
橋の下で淡路牛バーガーにかぶりつく。牛肉は薄めで量がすごい、タレが肉・玉ねぎ・キャベツとイイ感じに絡み合う。これで500円は安いよ~!
鯛ご飯玉子かけ。ぷりぷりの鯛とワサビの辛味と玉子の甘さが組み合わさるとご飯がどんどん食べれちゃいます。てか朝からどんだけ食うのよってね。
軽く道の駅の周りも散策、海と砂浜が綺麗。自分が見たところは海で遊んでいる人はまばらにいるくらいでした。
歩いて行ける範囲では特に面白そうなところも見つからなかったので車で移動、まずは江崎灯台。小さい!想像していたサイズの半分以下!
と思いきやよく見ると看板があって、灯台は階段を登った先にあるみたい。おぉ、この木漏れ日が差し込む道を進むとあるものは?!
う~ん、特に感想なし!というのは冗談だけれど、もうちょっと大きいのを期待していました。ちなみに柵があって近づけません。
淡路景観園芸学校。一部の庭を一般開放されているらしいので見に来たけど夏休みだから誰もいませんでした。
上に書いた学校の生徒や教員が通うカフェ。芸能人のサインも飾られていたので結構有名なのかな?
あわじ花さじき、北海道でいう富良野っぽところかな。広大な土地に季節の花が咲き広がっています。
まわりはカップルだらけの中、食べるびわソフトは甘くていつもよりすっぱい、そんな気がした。
偶然通りかかった淡路ふれあい公園に寄ってみる。
ここの公園、ざっと見た限り人はいないしベンチ以外は特に何もない。何もけど整備はいき届いていてゴミなんて全然落ちていない。すごく落ち着けて、どんな人でも受け入れてくれるような公園でした。
特にこのグラウンドを見つけた時、GLAYの”卒業まで、あと少し”が僕の脳内に流れ出す。年を重ねて、未来のことも大事だけれど、大切にしたい過去もたくさんできたなぁ。しみじみ。。。
徳島を目指しついに大鳴門橋です、全然どうでも良いけどいつも鳴門大橋と言ってしまう。少し夕日が橋にかかり良い感じ。
この歩道橋から時間帯によっては渦潮を見下ろすことができるのだけれど、もうその時間帯は過ぎていたので見れませんでした。
夕食は全国チェーンのすき家!(再び唐突)
安心しかない、うまい。
今夜は車中泊ではなくネットカフェに宿泊。24時間パックでゆっくりする。
店内には色んな利用者がいて混沌としていた。
・『むにゃむにゃ』とはっきり独り言を何度も放つ男。
・『ファッファッファッファッファッ』とさんまのような引き笑いを繰り返す女。
・恐らくボイチャをしながら泣いている女性外国人。
・ダーツで大盛り上がりの大勢DQN。
なんだかんだ6時間は眠れた。
27日目(8月12日):徳島
夜までずっとネカフェで何もありません。持参したSwitchで遊んだりブログを書いてみたり。
ふと『そいや阿波踊りって何時までやっているだろ?』と考えがよぎる。調べてみたところ22時頃まで、現在は20時半、これはワンチャンあるか?と思い車で向かってみる。
駅前なんてまともに進めないくらい混雑していたけれど、なんとか有料駐車場を発見!いざ祭りの会場へ!
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。。。ん?全然見えねぇ・・・。
なるほど、観覧席は有料チケットが必要なのね。とりあえず見られるところを探す。なんとか無料席では良いところ?を確保。すると・・・
お?
キタキタ~~!
不思議なのが、住んでいる地方のよさこいは一切興味ないのに、遠出して見る踊りはこんなにも興奮する。もしかしたら面白くないと決めつけていたのかな?阿波踊りを踊る方たち、演奏する方たち、みんな格好良かったです。
1時間程阿波踊りを見た後、徳島ラーメンを食べに麺王へ。店内は結構混んでいて、座るまでに少し待ちました。
あまりに腹が減っていたので麺王スペシャルラーメンを食す。スープは甘辛く、でもマイルドで食べやすい。替え玉もしっかり注文して満腹。
このあとは特に写真はないのだけれど、コインランドリーで洗濯・乾燥をしつつ車待機。気づいたら爆睡して2時半に目覚める。道の駅 第九の里にて車中泊。
車で日本一周してみた(22日目~24日目)~奈良→和歌山→大阪→京都~
現在9月11日20時、石川のとあるネカフェでこの記事を書いています。タイトルは『日本一周してみた』ですが現在進行形です。
もうこの記事は1か月前の内容になるのか。。。次回は日本一周を完了してからの更新になりそう。
22日目(8月7日):奈良 → 和歌山
本日は奈良観光。どうでも良いけど奈良の道狭すぎね。
ど定番というか奈良を観光するのであればここは絶対外せない奈良公園。来たのは修学旅行以来、当時のことは鹿以外あまり覚えていない。そして外国人観光客の数がすごいです。
現れましたね鹿ちゃん。この日の最高気温は35度と安定の真夏日なので日陰に隠れているのもちらほら。ちなみに雨の日はきちんと雨宿りするらしいです。
奈良公園一番の観光スポットである東大寺大仏殿へ向かう。
大仏様のご拝観。茨城の牛久大仏を見たときには『奈良の大仏の8倍もあるのかすごいな~』なんて思っていたけれど、こちらの大仏様もいざ直面すると、1200年以上に渡り多くの参拝客を見守り続けてきた強い貫禄を感じます。さすが東大寺のご本尊です。
柱のほうに人が集まっていると思いきや、子供が穴をくぐっています。なんだろうとぼーっと見ていましたが、次から次へと穴をくぐろうとする人が後を絶ちません。ネットで調べたところ『柱の穴くぐり』と呼ばれていて、くぐり抜けることでご利益があるとか。どこにご利益が落ちているかわからないもんだ。
奈良公園と周辺の施設を合わせると敷地は広大で見る場所も多い、しかし冷房がきいている場所は限られているのでちょっとした我慢勝負。
あとは春日大社の敷地を一周すればざっくりではあるけど完走だ!と思いつつ境内図を見たところ、その広さにぼそっと『もうムリだぁ・・・』とぼやき、そそくさと公園をあとにします。
公園のすぐ近くでは出店が並んでいます。カメラ目線の鹿ちゃん。
ミストシャワーを陣取る鹿ちゃん達。ほんと人慣れしている。
天平庵に逃げ込む。1階が和菓子屋、2階がカフェです。
ガンガンクーラーがきいている部屋でキンキンに冷えた抹茶パフェを注文。
この抹茶パフェは、抹茶・抹茶アイス・わらび餅・コーンフレーク・抹茶ゼリー・バニラアイスといくつもの甘味の層から構成されており、スプーンで掘れば掘るほど別の甘さに出会える代物だ。
しかし今はそんな細かいことはどうでも良い。牛丼を食べるかのようにパフェを口にかき入れる。上から下まで甘さのオンパレード、味が多種多様に変化するので飽きるはずもない。最高です、ありがとう。糖分で脳が補填されていく。(は?)
帰りに駐車場まで歩いている時の1枚。写真じゃわかりにくいかもしれないけれど奥に向かう車が1台、対向車1台、自転車1台、通行人3人がこの細道を平然と進むぞの巻。
奈良を出る前に少しだけ奈良駅の散策。
駅の向かいにあるたこ焼き屋粉もん屋八。たまたま目に入ったので寄ってみた。
普段は銀だこくらいしか食べないのだけれど、そこと比べるとめちゃくちゃ熱い!味は意外に薄めだけれどカリふわで美味しかった。
4時間程運転して和歌山で夕食、最近野菜を食べていないのでスーパーでサラダ購入。
近くのスーパー銭湯 きらゆく 橋本店で体の汗を流し、道の駅 柿の郷くどやままで移動して車中泊。涼しくて珍しくエアコンつけずに眠れた。
23日目(8月8日):和歌山 → 大阪
7時起床、エアコンつけてないから暑すぎ。本日は和歌山観光。
とりあえず朝飯購入。みかんジュースと柿ペストリー。道の駅の名前に『柿』とつくだけあって美味しい。恐らく焼いたばかりでパンはさくさくやね。ミカンジュースはみかんをそのまま食べているような自然な甘さ。結局9時半くらいまでだらだらしてしまった。
道中の巨大カエル。NARUTOの自来也が口寄せするガマガエルを思い出した。
高野山に到着。こうやくんが迎えてくれました。
続いて常喜院の赤地蔵さんも迎えてくれました。
本日のお目当てとなる金剛峯寺に到着。
総本山 金剛峯寺。多くの美しい襖絵や日本最大級の石庭『蟠龍庭』、実際に昔使用されていた台所など見所が盛りだくさん。山中にあることからかなり涼しく、湿度も低いので汗が流れることなくゆったりゆっくりと巡ることができました。
大塔の鐘。お寺の中の建造物で白の統一は意外と珍しい気がします。シックで強く印象に残った。日本で四番目に大きな鐘であるため、高野四郎と呼ばれるようになったとか。
大塔は現在改修中みたいです、朱い色が美しい。
徳川家霊台へ向かう途中、お店の看板に気づく。
お?なにやら和菓子屋っぽい。麩善というお店の本店みたいだけど有名なのだろうか。入ってみよう。
看板メニューの笹巻あんぷを購入。こしあんを包み込む生麩の程よい弾力と、ほのかに香る笹の香りが絶妙です。
元のコースに戻り徳川家霊台へ。徳川家康と2代将軍の秀忠を祀っているのだけれど、あまり見ごたえがなく次回は来なくても良いかも。
高野山 松栄堂。老舗感があったのでふらっと入ってみました。
外の看板に書いてあったかるかや餅、それとは別に2種類で計3種類購入。どれも美味しいけど左下のやきもちが他の2つに比べてかじった時の感触が好きかも。
本日見ようと思っていたルートはこの時点で完了したけれど、和歌山では和菓子しか食べていないので、次の大阪へ進む前に何か美味しいものを食べたかった。
迷いに迷い、ネットで検索して和歌山市まで片道1時間半かけて和歌山ラーメンを食べに車を走らせた。が!お目当てのお店は定休日。。。
ここまで来たのに何も食べないので帰るわけにはいかないので、あらためてネット検索し、ラーメンまるしげへ。
なぜか店の中ではみそ風味のおでんも売っている。和歌山の名物なのかを尋ねたところ、全然関係なく店オリジナルらしい。
ぱっと見で味が濃い~のかなと思いきや割とさっぱり。和歌山ラーメンってこんな感じなんかな?食べている時に店員のおばちゃん×3人が日本一周について色々聞いてきてくれるんだけど、おばちゃんの活舌の悪さ&自分の聴力の低さが組み合わさって何言っているかほとんどわからなくて適当に相槌打ってた。ごめんね、おばちゃん達。
少しネカフェで充電し、寝所となる道の駅 愛彩ランドへ移動。気づいたら運転席で寝てたみたい、最近こんなんばっか。
24日目(8月9日):大阪 → 京都
6時半に起床、ニートの朝は早い。
大阪は2月に遊びに来ているので、街へは向かわず車でさっと行ける場所を観光します。まずは池田駅周辺の駐車場に車を停める。
本日の行き先はこちら、カップヌードルミュージアム。観光雑誌で見てからすごく来てみたかったので嬉しい。
その中でも一番楽しみにしていたマイカップヌードルファクトリー!ここでは世界で唯一の自分だけのカップヌードルを作ることができちゃいます!
まずカップヌードルを購入。
カップの文字に色を塗ったり側面に好きな絵を書いてオリジナルカップを作ります。
カップの中に麺をセットします。
スープと具材を4つ選びます。自分はノーマルスープで、えび・ひよこちゃんナルト・白い謎肉・チェダーチーズの具材を選択。
蓋をして包装します。
空気を入れて持ち運べるようにすれば出来上がり!ここまで楽しめて300円は安い気がする~。
こちらはインスタントラーメン・トンネル。シリーズ毎の歴史を年代順に追うことができます。
今ではお目にかかれないインスタントラーメンも色々展示されています。
世界のインスタントラーメン。人がいすぎて写真がうまく撮れない。
大体見終えたので池田駅にあるロッテリアへ。なんとこの池田駅店にしかないメニューがこちら。
注文してみる。美味しいけどべビースターラーメンを少量挟んだくらいで予想通りの味かな、無理やり入れ込んで味が浮いているような気がしなくもない。
ベビースターラーメンのふるポテ、多分こちらは全国で食べれるはず。8月下旬までってHPに書いてあったから偶然でも食べられて良かった。味?本当に予想できる通りだよ。
今夜は道の駅 ガレリアかめおかで車中泊。歩いて行ける距離にコンビニがあったのでこの旅初めてのお酒。そりゃ美味しいよね。